COLUMN

技術情報・技術コラム

成型品の組み立てを自動化・受託対応で解決する方法|自動機提案×一貫生産で省人化を実現

「成型品の組み立てをどう省人化・自動化するか」を検討している製造業の生産技術担当者・調達担当者向けに、自動化装置の導入と組立受託の2つのアプローチを解説します。・ 自動化したい → ケーエスジー(工場 省人化・自動化ナビ)が特注自動機を設計・製作・ 組立を丸ごと外注したい → グループ会社の春日井加工(有限会社)が受託対応・ 両方まとめて → 春日井加工での実績をもとに「作って→使って→改善する」サイクルで提案

樹脂成型品・プラスチック部品の組み立て工程は、製造現場における人手依存度が高く、品質ばらつきや人手不足の課題が集中する工程です。「自動化したいが、ワークの形状が複雑で既製品の装置では対応できない」「組立を外注したいが、品質と納期が不安」──そうした声に、ケーエスジーと春日井加工はグループ一体で応えてきました。

本記事では、成型品組立の自動化手法と受託製造の実態、そしてグループ連携ならではの一貫提案の強みを、具体的な装置・部品事例を交えて解説します。

目次

  • 1. 成型品の組み立てとは?現場の課題と自動化のニーズ
  • 2. 2つのアプローチ:自動機導入 vs 組立受託
  • 3. 春日井加工が対応する成型品組立の実績一覧
  • 4. ケーエスジーが提案する自動化装置と省人化効果
  • 5. 【導入事例】ケーエスジー製装置×春日井加工での省人化実績
  • 6. 成型品組立の自動化・受託に関する相談窓口

1. 成型品の組み立てとは?現場の課題と自動化のニーズ

「成型品の組み立て」とは、射出成型・プレス成型などで製造された樹脂・金属部品を複数点組み合わせ、製品として完成させる工程を指します。自動車の内外装部品(ピラー・コンソール・パネル類)から電子部品・生活用品まで、製造業の現場に広く存在する工程です。

なぜ成型品の組み立ては自動化が難しいのか

成型品の組立工程は、以下の特性から自動化が難しいとされてきました。

  • ワーク形状が製品ごとに異なり、汎用ロボットでは対応しきれないケースが多い
  • 組付け順序・方向・力加減が品質に直結し、経験値が品質を左右する
  • 小ロット・多品種生産では段取り替えのたびに設定変更が必要
  • 溶着・圧入・ビス締めなど複数の工法が混在することが多い

💡 課題の本質:「ワークが特殊すぎて既製品の装置が使えない」汎用自動化ラインではなく、工程・ワーク・品質要件に合わせた特注装置設計が解決の鍵です。

2. 2つのアプローチ:自動機導入 vs 組立受託

成型品組立の課題解決には、大きく「自動化装置を導入して自社で行う」と「組立ごと外部に委託する」の2つのアプローチがあります。ケーエスジー・春日井加工グループでは、どちらにも対応できます。

【自動機導入】ケーエスジーに相談
✔ 自社ラインの省人化・品質安定を実現したい✔ 特注の組立機・治具を設計してほしい✔ 装置の保守・改造まで一貫対応してほしい✔ 現場に合わせたスモールスタートがしたい
→ 工場 省人化・自動化ナビへお問い合わせ
【組立受託】春日井加工に相談
✔ 組立工程をそのまま外注・アウトソースしたい✔ 多品種・小ロットに柔軟に対応してほしい✔ 品質保証・検査込みで委託したい✔ 自社設備を持たずに量産体制を作りたい
→ 有限会社春日井加工へお問い合わせ

🔗 グループ連携ならではの強み「組立受託(春日井加工)+装置改善提案(ケーエスジー)」をセットで活用することで、受託しながら自動化を進め、段階的に生産性を向上させる一貫提案が可能です。

3. 春日井加工が対応する成型品組立の実績一覧

有限会社春日井加工は、1966年の創業以来、自動車部品を中心とした樹脂成型品の組立加工を受託してきた実績企業です。愛知県一宮市を拠点に、トヨタ生産方式をベースとしたムダのない生産体制で高品質・短納期・多品種小ロット対応を強みとしています。

対応可能な成型品・部品カテゴリ

  • 自動車内装部品:フロントピラー・センターピラー・コンソールボックス・コンソールUPR
  • 自動車内装部品:センターパネル・フィニッシュパネル・スカッフプレート・スピーカーパネル
  • 機能部品:ショルダーベルトアンカー・アクセルペダル・プロテクター
  • 電子部品・樹脂部品:クリップ組付け・ピン圧入・ビス締め組立全般
  • その他:多品種・小ロット品(都度ご相談)

春日井加工が選ばれる理由

  • 製造と設備開発をセットで受注できる唯一無二の体制(グループ内で設備開発)
  • トヨタ生産方式に基づくムダ排除で、欠品・品違い・誤組付けの三悪をゼロに
  • 関連会社ケーエスジーの専用設備を活用した高効率・高品質な一貫生産体制
  • フロントピラーやコンソールなど難易度の高い形状にも対応する治具設計力

4. ケーエスジーが提案する自動化装置と省人化効果

ケーエスジーは、春日井加工での量産実績をもとに磨き上げた特注自動機を、外部の製造業各社にも提供しています。「現場で実際に使い続けてきた装置」だからこそ、実運用に耐える設計ノウハウが蓄積されています。

装置(ケーエスジー製)対象成型品(春日井加工実績)省人化効果
表皮巻き機フロントピラー・センターピラー2名→1名(1工程削減)
加圧機ピラー表皮接着・加圧保持加圧力の均質化・ばらつきゼロ
超音波溶着機コンセントパネル・サイドパネル接合品質の数値管理を実現
自動ビス締め機コンソールボックス締め忘れゼロ・欠品ゼロ
圧入ピン挿入機コンソールボックス・各種樹脂部品挿入力データで全数判定
熱溶着機センターパネル・フィニッシュパネル溶着条件固定で品質安定
グリス塗布機摺動部品・機能部品塗布量ばらつき排除・材料削減

📌 ポイント:春日井加工が「実際に使い続けている」装置を提案しますケーエスジーが設計・製作した装置は、グループ会社の春日井加工の量産ラインで毎日稼働しています。カタログスペックではなく、現場で証明された性能をそのままご提供します。

5. 【導入事例】ケーエスジー製装置×春日井加工での省人化実績

事例① 表皮巻き機の導入|フロントピラー組立工程

自動車のフロントピラー(フロントガラス両側の柱を加飾する内装部品)の表皮巻き工程は、従来2名の作業員が必要でした。ケーエスジーが設計した専用表皮巻き機の導入により、1名で作業が完結する体制を実現。空気圧による均一な押圧で表皮のシワ・浮きも解消し、品質ばらつきをゼロにしました。

  • 導入前:2名で作業、手作業による品質ばらつきあり
  • 導入後:1名で完結、加圧条件固定により品質安定
  • 副次効果:材料の無駄(リワーク品)削減

事例② 超音波溶着機の導入|センターパネル・サイドパネル工程

センターパネル・サイドパネルの溶着工程では、手作業による加圧力のばらつきが接合不良の原因となっていました。ケーエスジー製超音波溶着機の導入でホーン加圧条件を数値で固定・記録し、全数良品判定を実現。作業者の肘・肩への身体的負担も同時に解消しました。

  • 品質:溶着条件の数値管理で接合不良を撲滅
  • 省人化:1工程あたりの担当者を削減
  • 安全衛生:繰り返し動作による肘・肩の負担ゼロ

事例③ 自動ビス締め機+圧入ピン挿入機|コンソールボックス組立

コンソールボックスの組立では、ビス締めと圧入ピン挿入の2工程をそれぞれ自動化。ビス締め機はトルク管理で締め忘れゼロを実現し、圧入機は挿入力データをリアルタイム記録することで全数検査を同時に実現しました。春日井加工での量産実績をそのまま外販装置に反映したモデルケースです。

  • ビス締め忘れゼロ:トルク到達を検知して自動停止
  • 全数品質検査:挿入力の規格内外を自動判定・記録
  • 工程統合:ビス締め+圧入を1ユニットで完結

▶ その他の導入事例はこちら:https://kojo-automation-navi.com/cases装置別・工程別・対象製品別で事例を検索できます。

6. 成型品組立の自動化・受託に関する相談窓口

成型品の組み立て課題に対して、ケーエスジー・春日井加工グループでは以下の2つの窓口で対応しています。初期相談・現場ヒアリングは無料で承ります。

①ご相談・ヒアリング②現場視察・工程分析③装置・治具の提案④製作・試運転⑤量産移行・保守対応
【自動機・省力化装置を検討したい方】
株式会社ケーエスジー工場 省人化・自動化ナビ
TEL:0586-82-7472受付:平日9:30〜17:00
https://kojo-automation-navi.com/contact/
【成型品の組立を外注・受託したい方】
有限会社春日井加工
愛知県一宮市若竹4-3-1
自動車部品・樹脂成型品の組立加工・アッセンブリー受託https://www.ksgi.co.jp/

こんな課題をお持ちの方はぜひご相談ください

  • 成型品の組立工程を省人化・自動化したいが、ワーク形状が特殊で汎用機では難しい
  • 樹脂部品の溶着・圧入・ビス締めを一貫して自動化したい
  • 組立工程を丸ごとアウトソースして本業に集中したい
  • 現在の組立ラインに装置を追加して、段取り時間や工数を削減したい
  • 品質データのトレーサビリティを確保したい

まとめ

成型品の組み立ては、ワーク形状の多様さと品質要件の厳しさから、汎用的な自動化が難しい工程です。ケーエスジーはグループ会社の春日井加工という「実際の量産現場」を持ちながら装置開発を行うため、「現場で通用する自動機」を提案できることが最大の強みです。

「自動化装置を導入したい」「組立を丸ごと外注したい」──どちらのニーズにも、ケーエスジー・春日井加工グループが一貫対応します。まずは現状の工程課題をお気軽にお聞かせください。